◆◆◆◆◆渡礁をアレコレ考える◆◆◆◆◆
1. | 磯での一日を安全で楽しく過ごすため、その地域でのマナー、ルール、モラルについて勉強します。 |
2. | 釣行前夜は良く寝ましょう。良い釣りはまず睡眠から。 |
3. | 安全を第一に考えフローティングベスト(ライフジャケット)、スパイク(長靴、ロックジョック、タビ)は必ず着用しましょう。フローティングベストのオプションベルトを止める事を忘れずに、海に投げ出された時にフローティングベストが脱げてしまいます。フローティングベストを脱いでしまう原因に@暑いA重いB自由に動けないなどが上げられます。購入時にはこれらが網羅できるような選択をしましょう。またフローティングベストは反射板付きをお勧めします。暗い海に投げ出され命からがら浮いていても船にひかれてしまっては何にもなりませんからネ。※底物師はオモリ(30〜50号)を振り回します。自責、他責に関わらずヘルメットの着用をお勧めします。またレスキューロープ(ボール、ブイ付き)も道具入れに!備え有れば憂いなしです。引率者は必須。毎年高波にさらわれ尊い命が奪われています。 |
4. | 荷物は最低限に抑える事が必要です。渡礁の際は必要以上に時間が掛かってしまうと次番の釣り人との間に摩擦が生じる事があります。上手な釣り人ほど身軽です。 |
5. | 単独渡礁は最悪状態を考えると死活問題につながります。複数だったらレスキューロープで救助され笑い事で済みます。また最悪状態に備えホイッスルを身に付けておく事も忘れずに! |
6. | 船長に一切の権限を任せ指示に従います。 |
7. | トイレを必ず済ませましょう。 |
8. | 釣り人によっては荷物を船首部分に置いてしまう傾向がありますが、ハッキリ言って邪魔です。後から乗船する他の釣り人の事を考えましょう。 |
9. | 磯に船を寄せる際、舳先をウロウロすると操舵の邪魔になります。また船長に人前で注意されるとあまり良い気分ではいられませんネ。 |
10. | 最初は経験者と同行する事をお勧めします。初めにつまずくと「もういやだ」と言う事に成り兼ねます。磯に飛び移るタイミングも凪なら何の問題もありませんが、@まだ暗いA雨が降っているBシケっているC風が強いなどといった最悪状態を考慮しましょう。 |
11. | 落ち着き慎重に渡礁しましょう。タイミングが重要です。慣れてしまえばヘッチャラさ!!イエイエ海をなめてはいけません。 |
12. | 次番者は荷物運びを手伝いましょう。釣り人は皆仲間です。仲間意識を持つ事が肝心です。渡礁が複数の場合はバケツリレーの要領で。 |
13. | 荷物を安全地帯に運ぶ事が必要です。荷物が海に落ちてしまっても誰も保証はしてくれません。また荷物全部にロープを掛けるという手もあります。 |
14. | 磯では他のグループと仲良くしましょう。※お祭りしてしまった時など大きな摩擦が生じません。 |
15. | 低い磯ではチャラン棒を持参しましょう。大事な道具、エサを高波にさらわれてしまう事がないように自ら守りましょう。 |
16. | 磯で突然高波に襲われた時は慌てて座ってしまうと「体が浮いてしまう」と聞いた事があります。座るより立っていた方が安全らしいです。 |
17. | 磯では自分の後部に物を置かない方が良いです。座ろうとした時に尻が荷物にぶつかり、その反動で海に落ちそうになった事があります。 |
18. | 何が最も危険かと聞かれたら、迷わず「水汲み」と答えます。直接釣には関係ありませんが逆にそこが盲点かも知れません。気が抜ける瞬間です。たかが水汲みと思っていると痛い目に合います。水を汲むために結構ムリをしていませんか?水面近くまで回れば良いものを面倒だからといって高所から汲み上げてしまうこと。 |
19. | 当然出てくるゴミ問題。あなたはどうしていますか?ペットボトル、空き缶、根ずれで切った道糸、ワイヤー、ハリ、ハリス、使えなくなった道具、タバコの吸殻、包装紙(エサ、弁当、道具など)、コンビニ袋、岩に残ったコマセ、貝殻など。 |
20. | 気を付けましょう日射病。5〜6時間待ってもアタリ一つなければ眠くもなります。タオルくらいは掛けましょう。また望ましいスタイルと言えば長袖シャツ、長ズボン、帽子の着用です。また一日中強い日差しにさらされる訳ですから首、肩の日焼けが過ぎると極端に体力を消耗します。 |
21. | 今度は納竿のタイミングです。私も結構シブトイ方ですから船が見えてから道具を片付けます。帰船時間が分かっている訳ですから余裕を持って片付けたいものです。他の釣り人の迷惑になります。また初めての渡船を使う時は帰船時間を予め確かめて起きましょう。 |
22. | 釣りを終えて迎船への乗船はゆっくりと。慌てると忘れ物、ゴミの片付け、走ってコケルなどろくな事がありません。私は一度船に慌てて飛び乗り舳先と岩に足を挟まれたことがあります。どちらかと言うと岩は登るより降りる方が困難ではないでしょうか。乗船時は手助けが必要です。手助けされた分は手助けしましょう。そして友情の輪を広げましょう。 |
23. | 渡船料金を忘れずに支払いましょう。次に来れなくなっちゃいますね。 |